<事案>
E社は人材派遣業を営んでいます。E社には社長の他に役員(Yとします。)がおり、順調に経営を行っていました。
ところが、徐々にYが職務を怠るようになってきました。その上、社長に無断で新会社を設立しようとしていることが判明、その新会社にE社の取引先を勝手に承継させようとしていました。
そこで、Yに対して責任を追及したいということでご相談に来られました。
<解決に至るまで>
Yの行動を社長にお聞きすると、それは会社に対する、忠実義務違反等に該当するものと考えられました。また、無断で承継させようとしたことも同様です。
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Yに対しては、E社に対する損害賠償債務を負う事を前提とした契約書を締結することで、問題の発生を防ぐことができました。
<解決のポイント>
本件では、早急な相談をしていただいたことがポイントになりました。
企業法務においては、問題が起こる前にその予兆があることも多いです。その予兆の段階で相談に来ていただければ、問題発生を未然に防げることも少なくありません。
問題が発生してから、その回復を図ろうとしても難しいことが少なくなく、また時間や労力という点でも大幅に浪費してしまうことになります。
何か予兆や不安を感じた時は、一度ご相談いただくことをお勧めいたします。